マダガスカル人の生活
先日はAmbohindavaで住民の生活水準を知るべく、視察に回りました。
この地域では敷地を分け合い、様々な種類の野菜の栽培や稲作、牧畜、ガチョウの卵の販売?、等を行っています。
案内をして下さったマダガスカル人の家の様子
ちゃんとテレビもあるし電気もありました!
※電気は270,000ARでバッテリーを購入し使用しています。一年は持つそうです。
キッチン、、、ここに落ちていた焦げ焦げのとうもろこしをこの後、風邪を引いているこの家の子がしっかり食べていました
訪問した際に、牛を裁いている真っ最中で、皮の付いた肉の塊、、、切断された頭部、、、ギョッとしましたが、この後お昼をここで頂き、美味しく頂きました(笑)
そして野菜は、キュウリ、トマト、さつまいも、まめ、長ネギ、等々市場で目にする殆どの野菜が広い敷地内で区分されて育てられていました。
キャッサバと豆は同じ区分の中で、混ぜて育てられることや、土の種類によって土の盛り方を変えるなど知識や技術をしっかりと活かしている様子でした。
キャッサバを植えるお手伝い、、、ただ土に刺すだけかと思いきや刺す向きや幅、しっかり決められていました😂
そしてなにより刺すのに結構な力が必要でした。
水はこのジョウロであげており、近くにめちゃくちゃに汚そうな溜水がありました(笑)
こんなに沢山の種類の野菜を広大な土地で育てているにも関わらず住民の生活水準が低い原因の一つに、農民と市場での販売者との間にいるベンダーの存在がありました。
この地域にはベンダーは1人しかおらず、非常に安価で農民から買い付け、高額で市場に卸すため農民と市場の販売者の取り分が非常に少ないとのこと、、、この問題、市役所で待ちぼうけしてたおっちゃんも言ってた、、、
農民は市場の販売者と直接販売ができないそう、、、
協力隊員の中には、レストランに市場開拓をし、特殊な野菜を小規模で栽培し、直接レストランと取引をすることで安定した収入に繋げられるようにした支援事例もあるそうで、何か出来る事が私にもありそうだな、、、と思いました。
そして稲作もお手伝い
持っていたクロックスは泥にはまって数分で壊れてしまったため裸足でこの泥水の中を突き進みました、、、擦り傷だらけ(笑)
しっかり転びました(笑)
切った稲を束ねる作業、それをまとめて運ぶ作業のお手伝い、、、
足元が気持ち悪いし、ちくちくして痛いし、何より足元が見えないので怪我しそうで怖い、、、で中々大変で、お米の有難さを感じることが出来ました。