衛生問題⑧歯磨き啓発活動
今週は幼稚園クラスとT1(1年生)クラスで3日間行いました!
まずは幼稚園クラス。
1回目の授業。
事前に用意した質問、いつ・どのように・どうやって歯を磨くのかなどの入りから紙芝居をしました。
最初は楽しそうに見ていたのですが、やっぱり予感的中・・・紙芝居が長すぎて眠そう、飽きてる、話聞いてない、、、
途中で2回ほど全然関係ない歌とダンスを挟んで休憩を入れるも、やっぱり長かったみたいです。
というのも、紙芝居が一般的でないため日本の様に書いてある話を読むのではなく、それに色々と情報を追加して進めていくスタイル。
21ページの紙芝居、日本だったら10分ぐらいの内容なのですが、このクラスでは1時間かかりました(笑)
2日目、2回目の授業では歯の磨き方の指導。
歯ブラシのを持参してもらい、実際に歯を磨いてもらおうと思ったのですが、、、
生徒数 36人
歯ブラシを持っている子(自宅にもある子)28人
何も持っていない子 8人
でした。
そしてこんな小さな子供たちの持ってきた歯ブラシは殆どが大人用。子供用だとしても小学生向けぐらいの大きさでした。
授業はというと、なぜか物凄く落ち着きが無く、全然集中してくれず終始先生が怒って終わりました。
考えてみれば、先生の歯もボロボロ、先生も正しい歯の磨き方を知らず資料の内容をその場で読んで伝えている状況。
そして子供たちも自分で歯ブラシをしている子はまだ少なく、親がしているため歯ブラシはまだまだ経験不足。
そんな中で手元に歯ブラシが置いてあるので遊んでしまう。。。
ということで手洗い啓発の歌を即興で歯ブラシに内容を変え、歌って終了。
3回目の授業は行わないことにしました。
続いてT1(小学一年生)クラス
紙芝居はとっても楽しそうに見てくれましたがやっぱり長く、最後の方はみんな眠そうでした、、、
2日目の授業。
担任の先生もしっかり歯を磨きをしていることもあってか、歯ブラシの持つ位置、磨き方、歯磨き粉の量、そして実践。としっかりと授業をこなしてくれました。
そして歯ブラシ啓発の歌もしっかり歌いました。
3日目の授業で食べ物の食べ方の指導。
唾液が虫歯の予防になることをしっていたのか、咀嚼の重要性をしっかり伝えた上でのデモンストレーションを行ってくれました。
手洗い週間も一番に浸透させてくれた一番意識の高い先生、、、やっぱりチガウ!!!
初めに机にスプーンを置き、生徒に食べるふりを始めてもらう
でもその前にしっかりと手を洗うところも再度確認。
そしてしっかりもぐもぐ噛んで食べる生徒。
その後歯ブラシをしっかり行い、、、
なんと!!!換気のいいところに歯ブラシを置くところまで再現して指導していました(指導案には書いていなかった)
なんと、、、すばらしい
そんなクラスでも歯ブラシの所持率は以下の通り。
生徒数 44人
歯ブラシを持っている子(自宅にもある子)33人(うち13人が歯磨き粉を所持)
何も持っていない子 11人
でした。
中には歯磨き粉を持っているのに歯ブラシを持っていない子もいました(笑)
県庁さんが私の活動を知って大量の歯ブラシを買ってくれると言って下さったのですが、歯ブラシは何度も買う必要があり、ワンタイムでそのようにあげることに抵抗を感じています、、、1ヶ月の強化週間で学校でその歯ブラシを使って習慣化するべきか、、、検討中です。