王領地
今日は大使館でお世話になっている方がambohimangaの王領地に連れて行ってくださりました!!
手前の石は牛を屠殺するための台で、後ろの木には牛の頭蓋骨が沢山掛けられてました。
牛を屠殺する際は真ん中の写真の様に、赤と白のスカートを着るそうです。
屠殺される牛は聖なる牛として一晩、ここで過ごすそう、、、左の花壇に牛の皮膚を擦り付け、ノミやゴミを落とします。落ちるのか?笑
この大砲は武器ではなく、国王がスピーチをする際に知らせるためのもの。
これが、年表。
下の写真は女王のお城で、3〜4世代に渡って使われていたため、中にはフランスやスペイン、壁にはなんと日本から寄贈された和柄の壁画が飾られていました。
女王は夏の間のみ、丘の上にあるこの涼しい場所で過ごしていたそう。
奥の黒の小屋は初代の国王が住んでいた家。
この奥の小さな家に寝室、キッチン、物置き、全て揃っていてここで過ごしていたそうです。
ちなみに初代王様は12人の妻を持ち、他の11人はそれぞれ別の場所に住ませ、王様が行き来をしていたそう。
お城内部、部屋の中は撮影禁止、、、。
右上に水を溜める場所があります。
上が初代の王様の時代に作られた物で、下がその後作られた物。
この水は雨水では無く、未婚の女性達70人が水を運び、溜めた水で、聖なる水として考えている人も多く、割礼の際にこの水を使う人もいるそう😱😱😱
ちなみに、魚を入れて魚が生きているということは綺麗な水だと判断されているらしい。
※マダガスカルは7歳?までに割礼の行事を行います。
ちなみに、ちなみに、割礼の際に切断した皮は、父親、祖父で食べるそうです😱😱😱
当時、タオルが無かったため、王様はお風呂上がりにこの岩に寝そべり自然乾燥させていたらしい🤣
これは歴代の王、女王のお墓。
マダガスカルにはファナディナナと呼ばれる、死体を掘り起こす文化がありますが、王室はそれを行うのはタブーとなっているため掘り起こさず7メートル下に埋まっているそうです。
フランスの植民地時代に一度フランス人により別のお城に移されましたが、今はまたここに戻されています。
そして、マダガスカルのお墓は石を大切にしているのに対して王室のお墓の象徴は木で作られています。
などなど沢山学びました。