ttsuchiii’s blog

青年海外協力隊 コミュニティ開発 マダガスカルでの生活

今後の活動②

前回のブログの続き、、、

 前回のブログはこちら。

ttsuchiii.hatenablog.com

 

 

まず、このプロジェクトにおける「目的」と「ゴール」は以下です。

目的:住民が収入を創出し、生活水準が改善されること

ゴール:住民自身でプロジェクトを回し、継続的に収入を得られること

 

まずは何度も書いていますが石鹸プロジェクトの計画について・・・

 

1.住民同士の話し合いの中で、困っていることを考え、その解決策として石鹸の売り上げで何をするのか・買うのか決定する(目標を設定する)

2.アンケート調査による市場のニーズ確認

3.ニーズに合わせた石鹸の作成

4.石鹸の販売

5.一部住民による地域の学校での手洗い啓発活動の実施、TippTapの作成(周辺学校に向けた継続的販売)

6.一部住民と首都近郊のレストランにて廃油収集の交渉(ガストロピザ等)

7.一部住民による市内での廃油(何度も使用した汚い廃油)使用による身体への影響の説明と石鹸との交換。

展望・・・

中国企業などの販売店で製品の販売

 

講座を受けてリスクを考慮して変更した計画が以下。

 

1.基本情報の収集と利益のシミュレーション。

現地の住民から市場での石鹸の販売方法やその手段、低価格の石鹸のニーズをヒアリング、確認する。そこで出た石鹸の販売可能な価格から、3か月・半年・1年の石鹸販売における利益のシミュレーションを行う。

 

2.プロジェクト参加住民に対する趣旨説明、目標設定、ターゲット層と市場の設定、調査内容と方法の決定。

プロジェクトの参加住民にプロジェクトに対する趣旨の説明を行う。話し合いの中で石鹸の売り上げで何をするのか・買うのかの目標を、①のシミュレーションをもとに設定する。

その上で、固形石鹸を購入する可能性の高いターゲット(女性?老人?どこにいる人?)、市場(どの市場?教会?人が集まる場所?)の選定を住民の知識を基に行い、そこに対する市場調査の手段・方法とヒアリングの内容を決める(ヒアリング?インタビュー?スコアリング?)。

※目標は個人目標か集団目標にすべきかによってその後の、販売の歩合制なのか等にも関わるため検討が必要。

※どこからどこまでを住民全員で決めるのか、少数で決めるのかの検討が必要。

 

3.市場調査の実施。

ターゲットに対するニーズの確認を住民と共に実施する。調査の際には選択した理由を確認する(価格の問題?用途?どの条件であれば石鹸を購入するのか?)。

 

4.市場のニーズに合わせた石鹸の開発と経理の指導。

ニーズに合わせた石鹸の検討と開発を行う(売れるサイズ・匂い・色の有無・それとも値段重視?等)。必要な材料を洗い出し、収集する際には、材料費や購入場所も把握してもらう。また、開発に関しては市長のお姉さん(マダガスカル人)が主体となり、住民同士で工夫し、意見を出し合い作成して貰う。また、必要に応じて数種類作成する。さらに、経理に関する指導を行う。(材料費から損益分岐点の計算方法

 

5.販売用の石鹸を作成。

損益分岐点と目標金額に合わせて必要な個数を設定し、それに基づいて材料の確保を行い、製品を作成する。

 

6.石鹸の販売。

③の市場調査に基づいて対象者が多く居る場所にて石鹸の販売を行う。販売の際にはある程度場所を分担する、又は住民の各認識のもと各自で販売する。(②の※によって売り上げをどのように管理すべきかが変わる。)

 

7.モニタリングを行う。

売り上げ状況の確認を定期的(3か月毎等)に住民と共に行い、改善の余地や問題点の洗い出し、解決策の検討を行う。

 

その他計画に入っていた手洗い啓発とTippTap作成による学校への販売、廃油の身体への影響の説明等については「目的」と「ゴール」に活動が紐づいていないと感じ、実施対象者の再検討が必要だと思ったので計画から外しました。

また、中国企業での販売等は、品質の確保や法的な申請等々ハードルが高いことや材料の確保が困難だと感じ、計画から外しました。

 

何度も言いますが、、、あくまで講座を受けて自分の活動に置き換えた時に感じたリスクとその対策を自分なりに考えたものです。

不十分なところ・間違っているところが沢山あると思いますが、そこは優しくアドバイスを下さい!!!

 

先生の貴重なお話をフルで活かしたいのですが、圧倒的能力と知識不足なので、、、活動に少しでも活かせることが出来ればいいなと思います!!